寒くて4時すぎに目覚めてしまう。
二度寝すると寝坊しそうなんでコタツにもぐってうだうだと過ごす。
7時前に出勤。
研究室に到着後すぐに細菌の植え継ぎ。
そしてムシ世話を始める。
いつものごとくPsカメムシの卵塊処理をして幼虫に細菌を与える作業。
今回の実験はもうだいたい結果は見えてきましたな。まあだいたい予想通りということで。
あとはムシ採りに行ってサンプル数を増やすだけ。
すべて完了後、セミナ室に行ってプロジェクタの準備。
中途半端に時間が余ったんで缶コーヒーを飲んで一息。
なんかちょっと熱っぽくて頭がぼーっとしとる。
で、10時から研究室セミナ。
本日は論文紹介をやらせていただく。
発表の脳内シミュレーションは十分にやったつもりやったけどまだ不足しとりましたな。すみません。
おまけに終盤は声がかれてきてしまってなさけない。
なんとか乗り越えた。
たぶんこの研究室で論文紹介セミナをやるのは今日が最後(と願う)。
苦しかったよ…
だいたい年に一回のペースでまわってきたわけやけど、発表の半年くらい前からテーマを何にしようかとめっちゃ悩んでとっても憂鬱な気分になっとったもんです。
それだけに9年間10回分のテーマはすべて覚えとりますよ。順番はあやしいけど。
・イチジクコバチ類と寄主植物の共進化
・アリ類の養菌性
・昆虫病原性線虫の共生細菌
・共生細菌と宿主昆虫の行動
・ミトコンドリアと核ゲノムの相互作用
・トコジラミ類の生物学
・昆虫のメスの付属腺
・ハチ類の触角内共生細菌
・コナジラミ類の共生細菌
・キクイムシ類の繁殖システムと社会性
とりわけ記憶が色濃く残っとるのは2年目にやったアリ類の養菌性。
当時はまだあらゆる作業に余裕がなかったんで前日の深夜まで必死こいて準備するスタイルやったんやけど、発表の2日前がボスFの結婚式やったんですな。
「参列するからセミナを一週間延ばしてくれ」と本気で言ってしまいそうやったよ。
でも意地クソになって準備したんでプレゼンの完成度はたぶんこの回が一番高かったと思う。
回数を重ねるごとにだんだんと手の抜きどころはわかってきたものの、10回目の今日でも発表後はよれよれの放心状態ですわ。
とりあえずコンビニおにぎりで昼飯。
午後も引き続き放心状態。
発表の一人反省会をしたところでようやく復活。
論文原稿書きを再開。
しかしこれまでに書いたイントロがどうにもしっくりこないんで悶々と考える。
途中でめんどくさい書類書きを急いでやれとの指令が来たんで書類書きに転じる。
めんどくさい。
そのあと細菌の培養をセットしてから再び論文原稿と向き合う。
なんとなく筋の通ったストーリが書けそうになってきたんで書き直しを始める。
キリの良いところまで書いてみたところで今日は終わりに。
早めの時間やったけどよれよれ退室。
スーパーでカメムシ用のきぬさやとゾウムシ用のニンジンを買って帰宅。