驚愕した

気がつけば7月ももう下旬か。

うかうかしとると次に気がついたときには秋になってそうやな。

ということで気合いを入れ直す。

曇り予報やったんで原チャリで出発。しかし降ってくる。

幸い降り出したのは研究室到着後やったが原チャリの横に掛けておいたヘルメットが上向きになっとるのに気がつかずでバケツ状態に。

昼前にはやんでたか。

とりあえずムシ世話。その後勉強。昼飯をはさんでさらに勉強。

論文書き用の勉強はいったん中断で、明日の実験に使う細菌の情報を集める。

Rcカメムシ共生細菌は、普段やってるMpカメムシやPjカメムシのものとはまったく異なる系統の細菌。

なんで、いろいろ勝手が違うやろうと思って調べてみる。

Chain et al. (2006) Burkholderia xenovorans LB 400 harbors a multi-replicon, 9.73-Mbp genome shaped for versatility. PNAS 103, 15280-.

などいくつか。

あいかわらず基礎たるものを勉強しないままで実験しちゃっとるので少し調べてみるだけで驚愕の事実(オレだけにとって)が見つかる。

染色体が一つではなく複数ある細菌がいくらか存在するらしい(通常は環状DNAの染色体が一つとプラスミドがいくつか)。で、Rcカメムシ共生細菌は系統から考えると複数染色体である可能性が高そう。

なんと!、と思いKCくんに話したら、ええそうですよ、と軽くあしらわれる・・・。

ただ今回の実験は思ってたよりもうまくいくかもしれない、ということも判明。

夕方からその細菌のゲノムDNAの制限酵素処理を開始。オーバーナイトで明日まで。

ムシ世話を済ませて、論文書き用の勉強に復帰。

先日載せた細菌ゲノム論文を苦しみながらも読み進めていく。

最重要なやつはなんとか読了。

生理学、生化学的な細かいところはぜんぜんわからんのだが、おおまかには掴めたか。イントロや考察で書くべきことがなんとなくは見えてきた気がする。

脳力は使い切ったが体力と時間はまだあるんで残りはfigure作りを進めて終了。

アゴヒゲを全部そってみる。なんとなく。