つまみ上げた

相変わらずAtカメムシの処理と飼育は続く。早いのは3令幼虫になった。けっこう脚が速くてやっかいやな。エサ替えようと容器のフタを開けるとわらわらと這い出てくる。一匹捕まえているうちに別の一匹がまた逃げる。ぐぐっ。しかし今日はやつらの弱点を見つけた。これでもう逃げられない。

先日採集に来られたKDさんからは、なんだかちょっと様子がおかしいのだけど、というメール。うーむ、それは困った。

昨日のシークエンスのデータを解析。今日もつまらん細菌しか出てこんくて残務処理的。しかし共同研究なんで、投げ出すわけにもいかず。

土曜なんでClカメムシのエサやり。こいつらはもっと脚が速いのだが(小さいゴキブリというイメージが近い)、けっこう長いこと飼ってるんでさすがにだいぶ慣れた。しゃかしゃか走るムシの脚をピンセットでさっとつまみ上げる。職人技。たぶん世界ランキングは一桁のはず(意外とClカメムシ研究している人は多いようなので控えめに)。

しかしこんなムシの扱い技術を磨いていても職にはありつけない・・・

明日は重要ミッションがあるので、もう寝る。