予定通りの早朝起床。眠い。
4時前に出勤。
雨降っとる。
研究室に到着後すぐにムシ世話を開始。
休みなくこつこつと進める。
半分ほど終わったところでは楽勝ペースかと思ったけど結局最後はぎりぎりのばたばた。
なんとか終えて8時前に研究室を出発。
バスに乗って羽田へ。
この時間にしてはめずらしく高速がそれほど混んどらんかった。
ということで9時半に羽田に到着。
搭乗手続きしたあとメール書きしたりNumber読んだり。
10時半すぎの便で那覇空港へ。
飛行機もがらがら。
那覇空港に到着後、40分ほど乗り継ぎ待ちがあったんで売店で巻き寿司を買って昼飯。
こちらは雲が多めではあるけど良い天気。
そのあと石垣行きの便に乗って移動。
で、石垣島に到着。
あっつい!
やっぱり南国は良いですなあ〜
レンタカを借りて、いつものごとくまずは崎枝に移動。
クワの様子を見たらぜんぜんダメ。葉が枯れかけ。次の実が成るのは一ヶ月ほど後になるか。
トベラは実がつき始めとったんで網振ってみたけどこちらもダメ。同属ハズレ近縁種が一匹採れただけ。
ハゼノキも実がついとったんで網振ってみたけどやっぱりだめ。こちらも実が若すぎる感じ。
オキナワスズメウリがええ感じに実っとったんで探してみたけどやっぱりぜんぜんダメ。
この植物には基本的にはお目当てカメムシはつかんと思っとったんやけど、昨年の与那国ではいっぱいついとったから探してしまうのだな。
写真はLaカメムシ。実は野外で見るのは初めて。
近年つくばでもかなり発生しとるLoカメムシと同属やけど、それにしてはだいぶ違っとるような…
茂みから突然飛び立つド派手なでかいトリ。
クジャク???
と思ったけど今はカメムシの方が大事なんであまり深く考えず。
しかしどうにも採れずなんで崎枝はあきらめてバンナ公園に移動。
今晩はこちらの農研センターの方々の飲み会に寄せてもらうつもりやったけど、この状況では灯火採集せねばならんくなったので諦め。その旨をON氏に電話。
そのあと前勢岳に入ってトベラ狙いで網振るもやっぱりダメ。
しかしこんなヤツが。
噂には聞いとったアレですな。
トベラで採れたけど、それはたまたまでしょう。たぶんマメ科植物につくのだと思うけど。
背面から見るとMegacoptaっぽいけど腹面からみるとBrachyplatysっぽいところもある。腹部がひらべったいし。
車を進めたら道の真ん中に羽をおっぴろげたでっかいクジャクが…(写真撮ろうとしたら羽閉じてスタコラと逃げてった)。
今度は間違いない。どういうことよ?、と思ってあとで調べてみたらこの辺の島では脱走インドクジャクが野外で増えちゃっとるらしい。
もう実がなっとる植物はシラミ潰し作戦で、という感じで網を振りまくる。
で、ノブドウでようやく一匹ゲット。
薄暗くなってきたんでいったん宿に入ることに。
ポーク卵のおにぎりを食べてメール書きしてから1時間ほど仮眠。
そして灯火採集に出発。
今回は半時計回りで島をまわることに。
道路の真ん中に鎮座するカエルと道路を横切るカニがやたらに多くて危ない。
北部の自動販売機でぽつぽつとお目当てが採れだしてええ感じ。
西部に達したときには10匹を越えた。
他にはクワガタとかコガネとかゴキブリとか。うじゃうじゃ。今回はバッタの類いが多い。
さらに中部の電灯と自動販売機を回って30匹越え。
あちこち行って粘ればもっと採れそうやったけどここで体力切れ。
まあ最低ラインには達したんで良しとするか、ということで宿に戻る。
ぐったりのよれよれ。
そんな感じで37歳になってしまったのでした。