追いかけられた

7時前に起床。

とりあえず朝飯食ったけどまだ眠いんで二度寝

お目当てカメムシがもう充分に採れとるんで余裕の行動っちゅうことです。

9時前になってようやく出発。

天気予報によると今日は雨は大丈夫そうなんで徒歩移動で遊ぶことに。

Ushiぼちぼちと歩き進めていく。

ウマもヤギも良いけど、ウシもかわいいのだな。じーっとこっちを見とった。

今日もイワサキクサゼミはアホかっていうほどおって、場所によっては鳴き声がうるさいくらい。

午前中のルートはあらかじめ考えとったんでプラン通りに進む。

途中で種名のわからんカメムシを採ったりしつつ。

サトウキビ畑の間の農道を歩きすすめて、さていったん集落に戻ろうか、というところで前方の道の真ん中にでっかいイヌが寝そべっとる(たぶん農作業しとる人の飼い犬)。

なーんか嫌な感じ、と思っとったら案の定こちらに気づくやいなや激しく吠えながらこっちに向かって走って来よる。

あちらはやる気まんまん。

「たたかう、じゅもん、にげる、どうぐ」の状況。

実際のところは逃げるという選択肢しかないんで、猛ダッシュで逃げる。

50mほど逃げて走りながらふり返るとまだ追いかけてくるんでさらに逃げる。

中学生のときに陸上部で400mの選手やったけど、その感覚でいうと300m以上はダッシュしたはず。

なんとかイヌはまいたけど、もう汗だくのふらふら。

そして当然プラン通りの位置にはいない。

道ばたに座り込んでお茶を飲みつつ休憩。

地図を広げてイヌを回避するルートを考え直す。

そのすぐそばにタイワンクズがはえとって、Mcカメムシがおったんで捕獲。

与那国はけっこうタイワンクズがはえとる。

ルートを決めた所で再び歩き出す。

急激にダッシュしたからか右の膝が痛い。なさけない…

Tamanori_2途中でオキナワスズメウリがい~っぱいはえとるところがあって、お目当てカメムシもい~っぱい。

10匹ほど採って、まだまだおったけど、もうお腹いっぱい。これ以上採ったら帰ってからが大変になってしまう。

採れないことを想定してちょっと長めの滞在にしたんやけど、ぜんぜん大丈夫でしたな。

Kyushamen今度はイヌに遭遇することなく予定通りのルートで進めることができた。

で、目的地のティンダハナタであります。

だ~い好きな急斜面系景勝地なのです。

本では見たことあっけど、実物はやっぱりええわ~。

坂を降りて祖納の集落にたどり着く。

時間はお昼ちょっと前やったけど今日の徒歩移動はダイエットも兼ねとるんで昼飯は抜き。

水分だけ補給して再び歩き出す。

与那国では稲作しとるとのことで、ええ感じの田んぼと水路。

FH氏に、適当にトンボ採ってこい、と依頼されとるんでちょっとトンボ採りすることに。

しかし網振りがへぼへぼでぜんぜん採れず。なんとか2種だけ確保。

イトトンボの類いは楽勝やけど、ヤンマの類いはもっとメッシュの荒い網を使わんと苦しいですな…

田んぼにも川にもジャンボタニシ(?)のどぎついピンク色の卵がいっぱいで気持ち悪い。

向かう先はアヤミハビル館。

なんだか時間が潰せそうな気がしたんやけど、到着してみたらお昼時で閉館中。

開館まで30分以上待たねばならんかったので諦めて去ることに。

Maeashiまたふらふらと田んぼ道を歩く。

脚のぶっといこいつらを発見。

成虫はおらんかったけど幼虫がちらほら。

成虫のぶっとい後脚が有名やけど、若齢幼虫では前脚がぶっといのですよ。変。

Rurikuchibutoさらに歩みを進めるとクモの巣にかかっとるZcカメムシを発見。

まだ生きとったんで捕獲。

周辺を探すともう一匹おったんで撮影。

めっちゃかっちょよい色。

再び祖納の集落。

引き続き右膝が痛いままなんでいったん宿に戻って休むことに。

売店でおにぎり一つ買って食べてしまって、1.5時間ほどお昼寝。

すっきり。膝の痛みもやわらいどる。

再び外に出てここまでに採ったカメムシ達のエサ植物を調達。

ついでに研究室へのお土産も調達。

宿に戻って今日撮った写真を整理したり、メール書きしたりして時間を潰す。

そのあと晩飯を食って泡盛飲んで仮眠に入る。

で、26時すぎに起きて灯火まわり。

雨がぱらつき始めとって昨日よりムシが少ない。

お目当てカメムシ3匹と同属近縁種1匹を採って終わり。

明日の天気予報もよろしくないし、これは予定変更の方向で考えるかな。