不安になった

研究所の建物内には9時からしか入れんということで朝はゆっくり、ぐだぐだ。

8時に自宅を出発。

ラジオでは福島原発の状況が流れとるけど、なんかえらいことになってきとる。

不安。やっぱりまだまだ落ち着いて研究の方を向くのは無理な感じ。

車にガソリンを入れたいんでガソリンスタンドを2軒まわったけどどちらもお休み。

これはけっこうまずい。

地震後、ガソリンを入れることができる機会は何度かあったのに長蛇の列に並ぶのが面倒で入れてなかった。

今考えるとあのとき入れておけば良かった。こういうときは不安事項が一つ少ないだけでもずいぶんと気持ちが楽になる。今後の教訓にせねば。

研究所へ。

まだ9時になっとらんかったけど建物に入れた。

すぐにムシ世話を開始。

相変わらず輪番停電の情報がはっきりせんくていつ停電になるかわからん、

ということでこりこりと急いで片付けていく。

途中で水道の出るところにダイズ株用の水を汲みに行く。

今日は花粉がひどくて目が猛烈にかゆい。

花粉だけでなく放射性粒子も飛んどるかもしれんことを考えるとなるべく外には出たくないところ。

研究室に戻って一旦居室に戻ったら職員3名が談合中。

お偉いさん達の間では原発問題をかなり深刻視しとるようで、正職員以外ははよ帰宅せよとのこと。

茨城の輪番停電はなくなったらしい、との情報も。

まあここまで来たらムシ世話を終わらせてしまいたいところなんで作業を再開。

花粉によるくしゃみ、鼻水。たまらん。

終わりに差し掛かってきたところで、研究部門長と副部門長がじきじきに視察にやってきて、はよ帰れ、とのこと。

正午すぎにムシ世話は完了してすぐに退室。まっすぐ帰宅。

原発問題が今後ひどくなる可能性についてあれこれ聞かされてしまって不安は大きくなるばかり。

小さい問題としては花粉による鼻水が止まらん。

どうにもおさまってくれんくて何もできん状態なんで小一時間ほど昼寝。

起きたらだいぶましになった。

東北は今晩から冷え込むらしい。

なんとか乗り越えてもらいたいと祈るしかない。

夕方からセミナ用のスライド作りを再開させたけど、原発の経過が気になってちょくちょくテレビ見てしまうし、不安になってあれこれ考え込んでしまうし…。

まあ、やっぱりまだまだ仕事になりませんわ。

夜にまた大きめの地震が続いて不安疲れで終わり。

夜になってまた鼻水。