薄雲の曇り空。気温と湿度は高い。
今朝も、筑波山へ行こうかなー、っと迷いながら朝のムシ世話こなす。
あんまり先延ばししたらシーズン的に手遅れになっちまうんで、ここは思い切って行くべし、と判断し10:30頃出発。
まずはバイク屋に寄ってオイル交換を。先客が長引いてて少し時間をとられる。
山の麓のコンビニで昼飯買って駐車場で食う。
車から降りてきた見知らぬジイさんがオレの原チャリをじろじろ見始める。
「これ兄ちゃんのバイクか?」
「はい」
「ベンリーか、懐かしいなー、昔は云々・・・」
「はぁ」
「大事に乗れよ」
「はぁ」
といった感じでよくわからんのだが、とにかくジイさんは若干感動していたように見える。
今日も中腹の筑波山神社のところまで走って原チャリを置き、そこから徒歩で登る。
登りは網を振らずにすたすたと登る。猛烈に蒸し暑い。汗だくになる。
先日よりももうちょっと登ったところからスウィーピングしながら下って行く。今日は雨の心配はなさそうなんでじっくりしつこくスウィーピングしながら。
アジサイの青が鮮やか。
今日はカメムシが何匹か採れるのだがお目当てのではない。
一匹やたらでかいのが採れる。これは本州で採れるCoreidaeにしてはでかすぎるなぁ、と思って帰ってから調べてみるとPsカメムシということで間違いなさそう。南方系の種とのことだがつくばまで侵出してきちゃったってこと?
2時間くらいかけて激しく網を振りまくったのに結局お目当てには出会えず。
抱卵中のSeカメムシを見かけたんで(先日洞峰公園で撮ったやつ)すでにちょっと手遅れやったかのかもしれん。6月の中旬頃には探し始めるべきやったか・・・
まぁ仕方がないんで8月に出てくる次世代成虫を狙うことにしよう。
神社のところまで降りてきて原チャリに向かって歩いていると、
「おーいベンリーの兄ちゃん」
と声をかけられる。見るとさっきのジイさんが。
げ、ひょっとしてこのジイさんずっと追いかけてきたのか?
と、あり得ない考えが頭をよぎったが、実はこの付近に家があるとのこと。
ちょっとびっくり。
で、今日もなんだかただのツ−リング&トレッキングバカンスになってしまった感は否めない。体力だけはしっかり消耗した。
とりあえず研究室に戻ってムシ世話の残りを済ませるもこの状況でやる気が上がってくるはずもなく、今日は雑用を済ませるか、と言い訳しつつ研究室を出る。
まずは瀕死状態だった携帯の機種交換を。
次は駐車場代を払うべく不動産へ。しかしこちらはすでに閉まっていて払えず。
使い捨てコンタクトの買い足しにも行きたかったのだが、これも時間的に無理かということで断念。
カスミに行ってカメムシのエサと納豆を買って帰宅。
新しい携帯の使い方がわからず四苦八苦したところで終了。
明日はちゃんと研究します。