依頼した&された

今日はちゃんと早起き。

朝の冷え込みはちょっとましやったか。

出勤後はムシ世話と洗いもんを一気に終わらせる。

クローニングのPCRをセットしてメールチェックするとカメムシ研究者仲間のHN氏からメール来とる。

なんでも高校で授業せなあかんらしく、図を一枚貸してくれ、とのことなんですぐに体裁を整えて送信。ついでにカメムシ採集の依頼をしておく。

10時からセミナ。4文字データとかゲノムの話でちょっとついていけない部分もあり前半であやうく落ちそうやったが後半はなんとか持ち直す。

終わって昼飯。

午後は電気泳動して、研究室の安全衛生会議。今日はさらりと終わったんですぐにクローニングを進める。

明日の夜からムシ探しに出ることにしたんで、実験の待ち時間を使って宿の手配や持っていく物のチェックなど。明日お金おろすの忘れんようにせな。

ボスFからとある実験の依頼を受ける。今やっとるのシークエンス実験ももうじき終わりそうやし、Clカメムシ以外の吸血性昆虫(というかその共生細菌)についてもいろいろ知りたいところなんで引き受ける。

ということでシークエンスな日々はまだしばらく続くことに。

ボスFや前に在籍していた研究室の教授などを見てよく思うのだが、

「実験や野外調査が好きでやりまくる」

→「成果を評価される」

→「”偉くなってしまう”」

→「雑用が増えて自分では実験や調査できなくなる」

というコースは不条理を感じずにはいられない。

まぁ、偉くなることの喜びが自分で実験できなくなることの悲しみを上回る人もいるようなんでこのコースも残しとかなあかんのかもしれんけど。

夕方のムシ世話のあとは今日も論文書きを進める。書いて、消して、もがいて、今日も一段落だけ前進。一つめの山場は越えれたと思う。

最後に明日の顕微鏡観察用のサンプル仕込みと培地作りをして終了。

固体混じりの雨が降る中を帰宅。

明日は天気悪いらしい。